免疫力を外面から

免疫力を内面から高める方法として睡眠やストレスに関することをご紹介いたしましたが、外面(肉体的)からも免疫力は高めることができます。
もちろん内面から免疫力を高めることは大事ですが、外面から免疫力を高めるということは、本来もつ免疫力を回復させるための能力を外から補うともいえますので、非常に効果的なことなのです。

バランスの取れた食事は免疫力を高める

アレルギー体質を改善するための食事療法にて、体質改善のための食材をご紹介しましたが、免疫力を高める食事はアレルギー対策と同様の食材を、バランスよく取ることが大事なのです。

何事もバランスが大事

いくらアレルギーが改善する、免疫力が上がると言われる食材だとしても、単品で食べては意味がありません。

人間の体は食事から様々な成分を摂取することで機能します。
正常に機能するということは、免疫機能(アレルギーに対向する力や、傷ついた細胞を修復する力)が本来の能力を発揮するということなのです。

人間の自然治癒能力はどんな薬よりも強く効果的です。
薬は自然治癒能力を補助する為の役割が高いともいえます。

小さい頃に言われた「何でも食べる子になりなさい」という言葉は、好き嫌いを無くすという意味はもちろん、「バランスよく食べなさい」という意味合いも含まれているのだと思います。

適度な運動を継続することで免疫力を高める

残念ながら一日だけの激しい運動を行った場合は、免疫力アップは望めません。逆に免疫力ダウンという結果を招いてしまうかもしれません。

免疫細胞には外からの外的に対する細胞と、体の中を常に監視して悪い細胞をみつけた場合に攻撃する細胞があります。
適度な運動を習慣的に継続することで悪い細胞を発見する細胞(NK細胞:ナチュラルキラー細胞)が活性化するのです。

単発の激しい運動では、運動後に普段以上の免疫力を使ってしまうことにより、その後の免疫力低下に繋がってしまうのです。

無理せず続けられる運動とは?

続けることで効果が得られる運動ですが、習慣化するのは難しいのも事実です。
体に良いから運動しようでは、義務のように感じてしまい習慣化することができない人が多いと思います。

適度な運動として勧められることが多いのはウォーキングやジョギングだと思いますが、自分で楽しめる運動でなければ続けることは難しいと思われます。

無理せずに続けられる運動とは、自分が楽しめる運動ともいえます。
そもそも、楽しんで運動しなければストレスなどにより、せっかく活性化した免疫細胞の機能は弱まってしまいます。

駅まで歩く、家事を行うなど日常生活の行動を、気持ちを切り替えて運動とすることで簡単に習慣化することができます。
あとはその運動を楽しむ気持ちを忘れないのが大事なのです。

体温を下げない

平均体温は36.5度前後が一般的とされておりますが、近年女性を中心に平均体温の低い、低体温の人が増えていると問題視されております。
平均体温が1度下がることで免疫力は3割は弱まると言われております。

低体温の人は平熱が35度台の人が多く、免疫力低下が懸念されます。
免疫力が低下するということはアトピーなどのアレルギー性疾患はもちろん、ガンなどの重病も引き起こす可能性が高まるのです。

風邪を引かない限りは体温を測ることが無いという人は多いと思います。自分の体温を把握しておくのは最も簡単に行える健康管理といえるのです。

体温を上げて免疫力を高める

低体温の原因としては、バランスの悪い食事、運動不足、ストレスなどが考えられます。
個々の原因自体も免疫力を低下させるものであり、さらに低体温により免疫力が低下してしまうのです。

日常的にバランスの取れた食事、適度な運動、ストレスを感じないようにする・ストレスを解消することは、平均体温を上げる要因でもあり、総合的に免疫力を高めるのに効果的なのです。

入浴により体温を上げる

入浴することで人の体温は上昇します。しかし、低体温の人の場合上昇するのに時間がかかる、またほとんど上昇しない人もおります。
また、低体温の人は汗をかきにくいという特徴もあります。

それは体が冷えていることから、温まっても体温を維持しようとするべく、汗を出さないようにする体の働きからなのです。

肌を清潔に保ちアトピー性皮膚炎の症状改善にも効果の有る入浴ですが、体温を高めるにも効果的です。
全身浴でも効果は得られますが、体に負担の少ない半身浴の方が効果は高いと言われております。

半身浴を楽しんで低体温を解消

自分の体温+4度ぐらい(35度の人なら39度)のお湯にて、30分から1時間を目安で習慣的に半身浴を行うことで普段の体温上昇が望めます。

せっかくの半身浴の効果も目に見えないと継続する気にはならないと思います。
半身浴を行いながら、体温を測ることで数値として効果を見ることができます。

体温を図る時は、舌の下で図ることで正しい体温を測ることができます。

30分から1時間はあくまでも目安になりますので、辛いと感じた場合には無理をせずに徐々に時間を増やしていくようにしましょう。
無理をすることは体にも悪いし、継続して続けることも難しくなるのです。