その他の発症・悪化の原因

アトピー性皮膚炎の症状が悪化する原因や、発症する原因は多岐にわたり身近に潜んでいます。
かかりやすい体質としてアトピー素因などはご紹介いたしましたが、症状を抑えるためにも、もう一度アトピーの症状が悪化する恐れのある原因を確認してみましょう。

年齢によるアトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎の症状は人それぞれ違いまして、悪化因子も年齢や体調などで変わります。
原因を知ることにより、できるだけ症状が悪化しない様に気を付けましょう。

乳児期から小学生ぐらいまで

・食べ物や飲み物
・汗をかいた状態でそのままにしておく
・患部を掻いたりする皮膚への刺激
・ハウスダストや様々な細菌やカビなど
・極度の紫外線

小学生から成人期

上記の乳児期から小学生ぐらいまでの要因に加え
・日常生活におけるストレス
・シャンプーや化粧品、金属などに触れる
ことにより症状が発症する接触抗原

年齢によるアトピー性皮膚炎の原因

様々な悪化因子があることを解っていただけたと思いますが、食べ物やハウスダストの何が悪いのでしょうか。
アトピーの悪化因子を具体的にご紹介いたします。

食べ物や飲み物

食物アレルゲンによる湿疹などの症状からアトピーを併発する場合はもちろんですが、甘いものや、油を大量に使ったもの、ビールやジュースなどの炭酸飲料を食べ過ぎたり、飲み過ぎたりすることでも症状が悪化する場合があります。

どんな物でも摂り過ぎは問題があります。

汗をかいたままの状態

汗をかくこと自体はとても良いことです。汗と一緒に体内の不純物が体外に排出されます。

しかし、汗を掻いたままの状態では、汗の成分が湿疹のある患部に刺激となり痒みが増してしまいます。

皮膚への刺激

掻くことにより皮膚組織が壊れ、抗原の侵入経路が増えることにより患部が徐々に広がる、または肌の状態がさらに悪化します。

肌の状態が悪くなればなるほど、皮膚が痒みに敏感になってしまい、多少の痒みでも掻きむしってしまう程の悪循環に陥ります。

ハウスダスト、細菌、カビ

埃、ダニの死骸やカビなどが、口や鼻などから体内に侵入した際の、抗体の過剰反応により症状が悪化します。

湿疹によりジュクジュクになった患部は細菌が増殖しやすい環境なので、症状の悪化とともに感染症などを併発する可能性も高くなります。

紫外線

適度な日光浴は体に良いことは証明されておりますが、過剰に紫外線を浴びることは一般の人も含め体には良く有りません。

紫外線を浴びることにより肌は炎症(日焼け)を起こすので症状の悪化に繋がります。

ストレス

極度の緊張や不安な状態が続くことにより、痒みが増すことがあります。

しかし、興味のあることなどをしている最中の、適度な緊張状態(集中している状態)では逆に痒みを感じない。

接触抗原

その人の持つ金属などによるアレルギー反応や、刺激の強いシャンプーや入浴剤などにより、バリア効果の弱まった皮膚から過剰に成分が吸収され、それに伴う抗体反応による症状の悪化。

アトピー性皮膚炎を悪化させないために

アトピーには画期的な治療薬はありません。

湿疹などの症状を目に見えて改善するステロイドは症状を一時的に抑えるための薬品であり、根本的な治療薬ではありません。

悪循環

個々の悪化因子をご紹介いたしましたが、それぞれが独立しているわけではなく、関係のある原因が多いと思いませんか。

汗を掻く→痒くなる→掻く→掻くことでストレスになる→痒くなる→……

アトピーの原因は一つに気を付けるだけでは、症状を抑えることができません。全ての要因を少しずつでも抑えることにより、確実に症状の改善につながるのです。

アトピーの根本的な原因を断つ

アトピーは良くなったり、悪くなったりを繰り返す症状が特徴としてあります。

もし、上記にあげた悪化する要因が多数あれば、悪化する度合いが上がり重症化してしまうのです。

は、悪化するような要因をできるだけ排除してみた場合はどうでしょうか。
もちろんすぐに症状が改善されることはありませんが、確実に症状は治まってくるのです

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