アトピーになりやすい人

アレルギーが増えているということをアレルギーのページにてご紹介いたしましたが、アトピー性皮膚炎を発症する人も増加傾向にあります。
アレルギーとアトピーには何か関係があるのでしょうか。
そもそもアトピーにかかる人とかからない人の違いとは何なのでしょうか。

アトピー性皮膚炎になる人

アトピー性皮膚炎は全ての人が突然発症する可能性はありますが、8割近くの人は幼少期に発症しているという統計があります。

そして、8歳から9歳までに半数は寛解(症状が軽減、ほぼ消失すること)し、16歳以上では9割の人が自然寛解したとの統計があります。

幼少期に症状が発生するには何かわけがあるのでしょうか?

アトピー素因

アトピー性皮膚炎を発症する人の多くはアトピー素因(アトピーを発症する要素、素質)を持っているとされており、その素因とは自分を含めた家族でアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、気管支喘息が発症したことがある。
また、元来IgE抗体が生産されやすい体質、とされています。

アトピーなる人の約80%はIgE抗体を生産しやすい体質であると統計が出ています。

アトピー素因を持つからといって必ずアトピーを発症するとは言えず、環境等にも左右されますが、

_搬欧縫▲譽襯ー有症者がいる。
IgE抗体が作られやすい体質。

この2つがアトピーになる可能性が高い要素であることは間違いありません。

アトピーは遺伝するのか?

アトピー素因の家族にアトピー有症者がいる場合ということは、アトピーは遺伝するということなのでしょうか?
確実とは言えませんが統計により遺伝する特性があると考えられています。

両親がアトピー性皮膚炎有症者(過去も含め)の場合、その子供の約75%が発症、どちらかの親がアトピー性皮膚炎有症者の場合では約55%、母親がアトピー性皮膚炎有症者で同胞(同じ母から生まれた子)の場合は約50%、家族にはアトピー性皮膚炎有症者がいない場合は約20%。

また、一卵性双生児が二人とも発症する確立は約80%という結果もでています。

アレルギーマーチによるアトピー性皮膚炎発症

アレルギーマーチとは、アレルギー疾患を持つ人が、他のアレルギーも併発して発症する可能性が高いことですが、アレルギーマーチによりアトピー発症者数が増えているとも考えられます。

アレルギーマーチの発症割合

アトピー性皮膚炎から気管支喘息やアレルギー性鼻炎を併発する人の割合は50%から70%と高いのですが、その逆パターンである気管支喘息やアレルギー性鼻炎からアトピー性皮膚炎を併発する人は15%から30%と決して高い確率とは言えません。

着実に増える有症者数

気管支喘息やアトピー性皮膚炎からアトピー性皮膚炎を併発する人は少ないとはいえ、併発する人がいるのは事実ですので、入り口はアトピー性皮膚炎ではないが、
結果としてアトピー性皮膚炎を発症してしまうということがあり、症状を発症する要因が広がったとも言えます。

免疫力

アトピー性皮膚炎に限らずアレルギー症状は、アレルゲンに対する抗体の過剰な免疫反応により引き起こされます。

免疫力が低下しているという言葉を良く聞きますが、免疫反応が低下し反応しなければアレルギー反応は発症しないのではないでしょうか。

的確な免疫機能が大切

本来正常に機能しなければいけない免疫機能が、的確に働いていないために有害ではない物質に対しても、体の外に排出しようとして湿疹などの症状として現れるのがアトピー性皮膚炎です。

免疫力を正常に保つというのも言い辛いもので、総じて免疫力を高めようと言葉にしているのだと思います。

癌も免疫力に関わりの高い病気であるといえます。正常だった細胞が癌細胞になった際に免疫力が低下していなければ癌細胞は排出されます。

免疫力が低下している場合は癌細胞がそのまま増加してしまい、癌という病気として発症してしまうのです。

アトピー性皮膚炎と免疫力

アトピー性皮膚炎発症の要因には遺伝によるアトピー素因がありますが、免疫力も重要な要素であるといえます。現代人は免疫力が低下してきていると言われております。

アトピー性皮膚炎にならない、また、治すためには免疫力を高めることが大事なのです。

アトピーとアレルギーの原因・症状について、さらに詳しく読みたい